Accept-Patch

Accept-Patch は HTTP のレスポンスヘッダーで、サーバーが認識できるメディアタイプを伝えます。

何らかのメソッドに対するレスポンスの Accept-Patch は、 Request-URI で特定されるリソースに対して PATCH が受け入れられることを意味しています。 2 つのよくあるケースがこれをもたらします。

サポートされていないメディアタイプの PATCH リクエストを受信したサーバーは、415 Unsupported Media Typeと、 1 つ以上のサポートされているメディアタイプを参照する Accept-Patch ヘッダーで応答する可能性があります。

メモ:

  • IANA レジストリーが公式なコンテンツエンコーディングの完全なリストを管理しています。
  • 他にも bzip および bzip2 の 2 種類のエンコーディングが使用されることがありますが、標準ではありません。これはこれら 2 つの UNIX プログラムで使用されているアルゴリズムを実装しています。なお、前者は特許ライセンスの問題で開発終了しています。
ヘッダー種別 リクエストヘッダー
禁止ヘッダー名 はい

構文

http
Accept-Patch: application/example, text/example
Accept-Patch: text/example;charset=utf-8
Accept-Patch: application/merge-patch+json

ディレクティブ

なし

http
Accept-Patch: application/example, text/example

Accept-Patch: text/example;charset=utf-8

Accept-Patch: application/merge-patch+json

仕様書

Specification
RFC 5789
# section-3.1

ブラウザーの互換性

ブラウザーの互換性はこのヘッダーには関係ありません(ヘッダーはサーバーから送られ、仕様書ではクライアントの動作を定義していません)。

関連情報