Date.prototype.toString()
toString()
メソッドは、指定した Date
オブジェクトをローカルタイムゾーンで解釈したものを表す文字列を返します。
試してみましょう
構文
js
toString()
返値
与えられた日付を表す文字列。
解説
Date
オブジェクトは、 Object
の toString()
メソッドを上書きします。Date.prototype.toString()
は、日付と時刻の両方を含む、ローカルタイムゾーンで解釈される Date の文字列表現を返します。これは toDateString()
と toTimeString()
で指定した文字列表現を結合し、間に空白を追加したものです。
例: "Thu Jan 01 1970 04:42:04 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)"
toString()
メソッドは、const today = 'Today is ' + new Date()
のように、日付を文字列に変換する際に自動的に呼び出されます。
Date.prototype.toString()
は Date
インスタンスに対して呼び出されなければなりません。もし this
値が Date.prototype
を継承していない場合、 TypeError
が発生します。
- 日付 の部分を取得したい場合は、
toDateString()
を使用してください。 - 時刻 の部分を取得したい場合は、
toTimeString()
を使用してください。 - 日付をローカルタイムゾーンではなく UTC として解釈したい場合は、
toUTCString()
を使用してください。 - 日付をもっとユーザーが読みやすい形式(例えばローカライズ)で整形したい場合は、
toLocaleString()
を使用してください。
例
toString() の使用
js
const x = new Date();
console.log(x.toString()); // Mon Sep 08 1998 14:36:22 GMT-0700 (PDT)
仕様書
Specification |
---|
ECMAScript Language Specification # sec-date.prototype.tostring |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser