Date.prototype.toTimeString()

toTimeString() メソッドは、英語の人間が読める形式で Date オブジェクトの「時刻」部を返します。

試してみましょう

構文

js
toTimeString()

返値

英語の人間が読める形式で、与えられた日付の「時刻」部を表す文字列を返します。

解説

Date インスタンスは特定の時点を参照します。toTimeString() は日付をローカルのタイムゾーンで解釈し、時刻 の部分を英語の書式にします。これは常に hh:mm:ss GMT±xxxx (TZ) の形式を使用します。

書式文字列 説明
hh 時間、2 桁(必要であれば先頭の 0 を含む)。
mm 分、2 桁(必要であれば先頭の 0 を含む)。
ss 秒、2 桁(必要であれば先頭の 0 を含む)。
±xxxx ローカルタイムゾーンのオフセット - 時:2桁、分:2桁 (e.g. -0500, +0800)
TZ ローカルタイムゾーンの名前(PDT, PST など)

例: "04:42:04 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)".

  • 日付 の部分を取得したい場合は、 toDateString() を使用してください。
  • 日付と時刻の両方を取得したい場合は、 toString() を使用してください。
  • 日付をローカルタイムゾーンではなく UTC として解釈したい場合は、 toUTCString() を使用してください。
  • 日付をもっとユーザーが読みやすい形式(例えばローカライズ)で整形したい場合は、 toLocaleTimeString() を使用してください。

toTimeString() の基本的な使い方

js
const d = new Date(1993, 6, 28, 14, 39, 7);

console.log(d.toString()); // Wed Jul 28 1993 14:39:07 GMT-0600 (PDT)
console.log(d.toTimeString()); // 14:39:07 GMT-0600 (PDT)

仕様書

Specification
ECMAScript Language Specification
# sec-date.prototype.totimestring

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報