X-Forwarded-Proto

X-Forwarded-Proto (XFP) ヘッダーは、プロキシーまたはロードバランサーへ接続するのに使っていたクライアントのプロトコル (HTTP または HTTPS) を特定するために事実上の標準となっているヘッダーです。サーバーのアクセスログにはサーバーとロードバランサーの間で使われたプロトコルが含まれていますが、クライアントとロードバランサーの間で使用されたプロトコルは含まれていません。クライアントとロードバランサーの間で使用されたプロトコルを特定するには、 X-Forwarded-Proto リクエストヘッダーを使用することができます。

標準化されたヘッダーは HTTP Forwarded ヘッダーです。

ヘッダー種別 リクエストヘッダー
禁止ヘッダー名 いいえ

構文

X-Forwarded-Proto: <protocol>

ディレクティブ

<protocol>

転送されたプロトコル (http または https)

X-Forwarded-Proto: https

その他の標準外の形式:

# Microsoft
Front-End-Https: on

X-Forwarded-Protocol: https
X-Forwarded-Ssl: on
X-Url-Scheme: https

仕様書

現行のどの仕様書にも含まれていません。このヘッダーの標準化版は Forwarded ヘッダーです。

関連情報