CONNECT

HTTP の CONNECT メソッドは、リクエストしたリソースを用いて双方向の通信を開始します。これはトンネリングを開始するときに使用されます。

例えば、 CONNECT メソッドは SSL (HTTPS) を使用したウェブサイトにアクセスする際に使用されます。クライアントは HTTP のプロキシサーバーに希望する宛先への TCP コネクションをトンネリングするように依頼します。その場合、プロキシサーバーはクライアントに代わってコネクションの作成を継続します。一度コネクションがサーバーによって確立されると、プロキシサーバーはクライアント宛て/クライアント発の TCP ストリームのプロキシーを継続します。

CONNECT はホップバイホップ (hop-by-hop) のメソッドです。

リクエストの本文 なし
成功時のレスポンスの本文 あり
安全性 なし
べき等性 なし
キャッシュ 不可
HTML フォームでの使用 不可

構文

CONNECT www.example.com:443 HTTP/1.1

プロキシーサーバの中には、トンネルの作成に認証を必要とするものがあります。 Proxy-Authorization ヘッダーも参照してください。

CONNECT server.example.com:80 HTTP/1.1
Host: server.example.com:80
Proxy-Authorization: basic aGVsbG86d29ybGQ=

仕様書

Specification
HTTP Semantics
# CONNECT

ブラウザーの互換性

BCD tables only load in the browser

関連情報